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2009年06月12日

●「日本の放浪芸」/ 小沢昭一 (著)

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小沢昭一さんが日本各地の放浪芸をレポート、そして実体験しています。
今や失われつつある放浪芸、現代でも見れるなら見てみたい。

2009年06月02日

●「一千一秒物語―稲垣足穂コレクション〈1〉」 / 稲垣足穂 (著)

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何となしに町場っ子な雰囲気が充満している素敵な文章。
好みは分かれるかもしれませんが個人的には憧れますね。
表題の「一千一秒物語」も良いですが、おすすめは「ちょいちょい日記」。
内容は恐らく筆者が京都は岡崎に住む少年に淡い恋をしている様相を書いている感じですが、表現がいちいち繊細で敏感なんですよね。
1900年生まれというのも羨ましい...

2009年05月26日

●「大阪文学散歩 (1)」関西文学散歩の会 (著)

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大阪を起点とした日帰りコース30選。
こういう本を読んでいると関西を舞台にした文学作品も少なくないのですね。
年配の方があちこちに散歩に行くのも何となく分かります。

2009年05月25日

●「時をかける少女」筒井康隆(著)

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ビーバップ・ハイヒールに元気に出演している筒井康隆おじさん。
ずっと昔にアニメの方は見てたのですが、原作よいですね。
ハラハラドキドキのストーリーはあっという間に再び実験室へ。
ここで誰なのか、ラストシーンはどうなるのか何パターンか浮かんだけど、見事に予想を裏切って素晴らしい展開になりました。
楽しませて頂きました。

2009年05月16日

●「黄金の指紋」横溝正史(著)

金田一耕助の生みの親、横溝先生の作品。


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全編に渡り子供を喜ばせるトリックが満載。
怪獣男爵が気球で逃げた時のトリックなんですが、大人の私(でも心は美少年)も騙されてワクワク喜んでしましましたよ♪

2009年05月10日

●「司馬遼太郎短篇全集〈6〉」司馬遼太郎(著)

第4巻に続いてこちらも読みました。


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こちらは幕末、特に新撰組絡みの話が多いです。
特に沖田総司の描き方が素敵で、「理心流異聞」なんかもう可愛らしさ満点です。


2009年05月08日

●くノ一忍法帖―山田風太郎忍法帖〈5〉 (講談社文庫)

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もしもエロ忍法があったなら...
登場する忍者達(男も女も)はもちろん達人です。
男忍者は若者から老人までいるのに女忍者は若いのばっかりなんは色んな意味で不公平ですよね!?
蓼食う虫も好き好きです。



2009年05月01日

●「蛍川・泥の河」宮本輝(著)

うちのおやっさんが、戦後の大阪の情景を話すときにたまに例えに出す本。


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読んでみて、「蛍川・泥の河」ともに共通する世界観。
時代は違えど私も子供のとき、同じような気持ち、行動、考えを持った記憶があります。
おセンチな一冊かな。


2009年04月20日

●「司馬遼太郎短篇全集 第4巻」司馬遼太郎(著)

両親の話によく司馬遼太郎と開高健が出てきたのを思い出し、一つ読んでみる事にしました。



ん〜、現在の私好みではないですか!?
宮部みゆきさんおすすめの一遍、「果心居士の幻術」はもちろん贅沢な傑作。
ですが個人的には「女は遊べ物語」が、まさに男の度量を試されているような話なので身にしみました。


2009年04月13日

●「愛撫」梶井基次郎(著)

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特になんて事ない内容なのですが、味わいがあって可笑しみがあって読み終えた後に微笑ましくなります。もしも女に生まれたならこうゆう洞察力のある男子、好きやなぁ。

ここの文をDLして文庫リーダーで読みました。

2009年04月02日

●「大切な雰囲気」小出楢重(著)

直木三十五のエッセイを読んでいると、画家の小出楢重君は、随筆を書かせると僕より上手いと云っていたので読んでみました。

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ん〜なんとも言えない渋い味のある文章ですね。
時節オチ(下げ)的な表現もあり大阪の人らしいユーモアが微笑ましいです。

ここのをDLして文庫リーダーで読みました。

2009年03月31日

●「土井信子の和おかずレシピ帖」

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筆者の料理に対する思いやり、優しさが伝わってきます

2009年03月15日

●「河内阿呆鴉一代―鉄砲節夜ばなし」鉄砲光三郎(著)

河内の男の気持ちが伝わってくる名著。てか河内もんの随筆自体が少ない!?

2007年06月19日

●上方の笑い―漫才と落語

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