●「(短歌) 反橋を 渡る二人の...」
反橋を 渡る二人の 初詣 恋みくじさへ 避ける恥じらひ
意訳)
知り合ってまだ日の浅い二人は、初詣に住吉大社を選んだ。
太鼓橋(反橋の事、川端康成の小説で有名)を渡ってお参りを済ませると、境内のあちらこちらでおみくじが売られているのが目に入る。
その中に一際カップルが集まる一角があるようで、どうやらそこは「恋みくじ」を売っているらしい…
皆二人でおみくじの結果を楽しんでいるようだが、まだ相手の事を良く知らない二人は、関心はありつつもお互い引いてみる勇気はない(悪いくじが出た時の対応が想定できないから)。
という様。